落花生(ピーナッツ)アレルギー|原因・症状・食品表示と調理の注意点

落花生(ピーナッツ)アレルギー。特定原材料(表示義務)。殻付きとむき身の落花生。

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落花生とピーナッツは同じ食品です。ジーマーミ豆腐、ソース、ピーナッツ油など、粒が見えない使われ方も確認します。

目次

ピーナッツの別名・使用食品・表示

粒が見える食品だけが確認対象ではありません。ピーナッツバターやクリーム、ピーナッツ粉、菓子、カレールー、ソースなどにも使われます。沖縄のジーマーミ豆腐は、一般に落花生を原料にする料理です。「豆腐」という名前だけで大豆製品だと判断しないでください。商品や店によって材料は異なります。

日本では、落花生は特定原材料(容器包装された加工食品でアレルギー表示が義務付けられる食品)です。原材料欄とアレルギー表示を、買うたびに確認しましょう。表示には「落花生を含む」「ピーナッツを含む」「落花生(ピーナッツ)を含む」などがあります。

外食や量り売り、その場で包装される食品には、包装済みの加工食品と同じ表示義務がありません。店には「材料やソースに落花生・ピーナッツ油を使っていますか」「共用の器具から混ざる可能性はありますか」と分けて尋ねます。必要な確認ができない場合は、その食品を食べない選択も大切です。

ロースト・ピーナッツ油・混入の注意

落花生を炒ると、アレルギーを起こす性質が強まることがあります。焼く・茹でるなど、調理方法を変えれば食べられるとは考えないでください。落花生を避けるよう指示されている人は、ピーナッツ油も自己判断で使用せず、除去の対象として主治医の指示を確認します。

粒だけを取り除いても、料理に混ざった粉やペーストは取り除けません。交差接触(別の食品や器具を通じて原因食品が混ざること)を防ぐため、ピーナッツバターのスプーン、共用のミキサー、まな板、作業台、手などを洗います。落花生を扱う前に、落花生を使わない料理を作って取り分けるなど、作業の順番も決めておきましょう。加熱や消毒だけで原因成分を取り除けたと判断しないでください。

食品は容器を分け、家族にも使用する調味料や器具を伝えます。ミックスナッツから落花生だけを取り除いて食べる方法も、ほかの食品への付着があるため避けましょう。

落花生アレルギーがあっても、大豆や木の実をすべてみんな同じように避ける必要があるとは限りません。一方で、別の食品にもアレルギーがある場合があります。代わりに何を使えるかは、これまでの症状と医師の判断に基づいて確認します。複数の食品を避ける場合は、管理栄養士にも相談して献立を整えましょう。

落花生(ピーナッツ)の原因を補足

落花生アレルギーは、落花生のたんぱく質に免疫(体を守る仕組み)が必要以上に強く反応して起こります。原因となる物質をアレルゲンと呼びます。落花生は豆類ですが、大豆や木の実のアレルギーと同じものではありません。

症状が出たときの対応

口やのどのかゆみ、じんましん、腹痛・おう吐などが現れることがあります。食べるのをやめ、本人を一人にせず、症状の変化を確認してください。軽く見える場合も、医師からの緊急時の指示に従います。

処方されたアドレナリン製剤(緊急薬)は医師の指示どおりに使い、救急車を呼びます。抗ヒスタミン薬はその代わりになりません。立たせたり歩かせたりせず、119番の指示に従います。薬の使用後に落ち着いても受診してください。

記録のために対応を遅らせず、可能なら食べた物・量・時刻と商品の表示を残します。緊急時の対応を詳しく見る(東京都)

検査・診断について

血液検査の陽性だけでは、食べたときに症状が出るとは決まりません。食事と症状の経過を医師に伝えます。必要な食物経口負荷試験(食品を食べて反応を確認する検査)は医療機関で行い、家庭で食べ直したり、少量ずつ慣らしたりしないでください。

よくある質問

ピーナッツ油は使えますか?

落花生を避ける人は油も確認対象です。「油だから大丈夫」「精製されているから使える」と自己判断せず、医師からの指示に従ってください。

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