買う前に「何を何回作るか」を決めると、トマトの量を選びやすくなります。
- 1人分は、作る料理に合わせて約200g(1個)を目安にする
- 熟したものは冷蔵し、切ったものから早めに使う
- 食べる予定が立たない分は、傷む前に冷凍して加熱料理へ
買う前に、使う回数を決める
安い袋を先に選ぶより、家でトマトを食べる予定を先に考えます。冷蔵庫に残っている量も見てから買い足しましょう。
- 何回、家で料理する予定があるか
- 生で食べたいか、温かい料理にしたいか
- トマト以外の材料が家にあるか
1人分のレシピから考える買い物の目安
| 使う予定 | トマトの合計量 |
|---|---|
| 塩とオリーブ油の一皿を1回 | 約200g(1個) |
| 卵炒めとツナサラダを各1回 | 約400g(2個) |
| パスタを1回 | 約200g(1個) |
| 塩とオリーブ油・卵炒め・パスタを各1回 | 約600g(3個) |
※トマトは中サイズ1個約200gが目安。1つのレシピに1個を丸ごと使う構成です。g数は買う量を想像するための目安で、合わせるために切れ端を残す必要はありません。
これは、下で紹介する1人分レシピのトマト使用量を足した例です。毎日食べるべき量や、栄養上の推奨量を示すものではありません。
同じ「1個」でも大きさはさまざまです。袋やパックに重さの表示があれば確認し、家ではキッチンスケールで量ると分けやすくなります。中サイズを1個単位で選び、料理ごとに丸ごと使います。大きなものは食べる人数に合わせて取り分けてください。
帰りが遅い日や外食の予定が多い週は、作る予定の1品に使う分から。追加で買えるなら、食べ切ってから買い足す方法もあります。
一人暮らしに合う買い方を選ぶ
1個売り・少量パック
料理をする回数が少ない週に選びやすい買い方です。価格だけでなく、今回使う量に近いか、傷みがないかを見ます。
袋入り・箱入り
複数回使う予定があるときの候補です。「安いから全部使えるはず」と考えず、使う料理と残りの量を先に決めます。冷凍するつもりなら、冷凍庫の空きも確認しておきましょう。
通販・産地直送
欲しい品種や作り手から選びたいときの候補です。購入前に、内容量、送料を含めた支払総額、届く時期、保存の案内を確認します。定期便なら配送の頻度と、変更・休止・解約の条件も確認してください。
少量で足りる場合は、近くのお店で必要な分だけ買う方法もあります。送料込みの価格と、使い切れる量で比べましょう。
使う日に合うトマトを選ぶ
皮に張りがあり、大きな傷や汁漏れ、カビがないものを選びます。色は品種で異なるため、「赤いほど必ずおいしい」と一律には判断しません。
- 生で食べたい:品種本来の色が出て、切った形を保てるものを選ぶ
- 加熱したい:傷みのない熟したものを使い、果汁もうまみとして生かす
かたさや熟し具合の見方、栄養の特徴は、トマトの食材記事でも確認できます。未熟なトマトをそのまま食べることを勧める案内ではありません。
帰宅したら、状態に合わせて保存する
熟したトマトは冷蔵する
買って帰ったら熟し具合を確かめ、熟したものは冷蔵庫へ。乾燥を防ぎ、つぶれないように保存します。まだ熟していない場合の扱いは、食材記事の保存方法を参照してください。
切ったトマトは早めに使う
必要な分を調理の前に流水で洗い、清潔な包丁とまな板で切ります。残りは切り口を覆うか清潔な容器に入れて冷蔵し、早めに使いましょう。切り置きして室温に長く置かないようにします。
予定が立たない分は、傷む前に冷凍する
- トマトを流水で洗い、水気を拭く。
- ヘタを取り、丸ごと、または加熱料理に使いやすい大きさにする。
- 一度に使う量ずつ冷凍用の袋や容器に入れ、できるだけ空気を抜いて冷凍する。
- 入れた日と量を書き、古いものから使う。
冷凍後は生のときと食感が変わるため、サラダや塩・オリーブ油の一皿より、スープやソースなどの加熱料理に向きます。保存日数は購入時の状態や冷蔵庫・冷凍庫の条件で変わるので、「何日なら必ず大丈夫」とは考えないようにしましょう。
食べたい一品から使い切る
どれも1人分のレシピです。食べたい料理と、使うトマトの量、調理にかけられる時間で選んでみましょう。
まずは素材の味を楽しむ
トマト約200g(1個)。切って少量の塩とオリーブ油を合わせる、約5分の一皿です。
トマトを味わう 塩とオリーブオイル
完熟トマトを切り、少量の塩とオリーブ油で味わいます。
火を使わず、もう一品
トマト約200g(1個)に小さなツナ缶70gを1缶和えます。ドレッシングを作らず、果汁とうまみをからめるサラダです。
トマトとツナの簡単サラダ
トマトとツナをやさしく和える、火を使わないサラダです。
卵を使って食べ応えを
トマト約200g(1個)と卵2個。別々に火を入れ、トマトの果汁を卵にまとわせる温かいおかずです。
トマトと卵の炒め物
トマトの酸味と、ふんわりした卵を合わせます。
トマトを使って一食に
トマト約200g(1個)。果汁を軽く煮詰め、にんにくとオリーブ油の香りを麺にからめます。
生トマトの簡単パスタ
生のトマトをさっと加熱。にんにくとオリーブオイルが香る、温かいパスタです。
さっぱりした冷たい副菜に
トマト約200g(1個)。冷ましただしに約30分なじませる一品です。冷やす時間を取れる日にどうぞ。
トマトと大葉のだし浸し
トマトの酸味とうま味に、だしと大葉の香りを合わせます。
無理に食べ切らないための確認
カビ、腐ったようなにおい、汁漏れを伴う傷みなどがあれば使いません。加熱や冷凍で、傷んだトマトが食べられる状態に戻るわけではありません。状態が不安なものを、味見して確かめるのも避けてください。
量を決めて調理し、できた料理は早めに食べましょう。卵やツナなどを組み合わせるときの加熱・保存・アレルギーの注意は、それぞれのレシピで確認してください。
よくある質問
トマトは何個買えばいいですか?
中くらいのトマト1個を約200gとして、作る料理1回につき1個として、使う回数から考えると選びやすくなります。このページのレシピでは、どれもトマト1個を丸ごと使います。まず作る予定の1品から決めてみましょう。
安い箱入りを買った方がお得ですか?
使い切れる量なら候補になります。価格が安くても捨てる分が増えると、無駄が出ます。通販なら送料も合わせて比較し、予定が立たない週は少量を選ぶ方法もあります。
冷凍したトマトを生のサラダにできますか?
解凍すると生のトマトのような食感には戻りません。このページでは加熱するスープやソースへの利用を勧めています。生で食べる料理には、冷凍していない傷みのないトマトを使ってください。
参考にした資料
資料を開く
買う量の例はShin Kitchenで公開している1人分レシピの材料量から算出しました。買い物の考え方、洗浄・冷蔵、冷凍後の使い分けは次の資料を参照しています。
- 農林水産省|生野菜を安全でおいしく食べるために
- 消費者庁|食品ロス削減ガイドブック2025・買い物の工夫
- 旭化成ホームプロダクツ|トマト・ミニトマトの保存
- 味の素パーク|食材の目安量(トマト1個約200g)
トマトの重さは中サイズ1個約200gを基準とした概数です。各レシピは1個を丸ごと使い、重さを合わせるために果肉を切り残さない構成です。
調理時間は各レシピの目安です。レシピの実調理・試食による検証は未実施です。

