ふんわりした卵に、熱したトマトの果汁を薄くまとわせる炒め物です。
材料(1人分)
- トマト約200g(1個)
- 卵2個
- 米油小さじ1と1/2
- 塩少々から、味を見て調整(小さじ1/8程度が目安)
- こしょう少々
- しょうゆ小さじ1/4
※トマトは中サイズ1個約200gが目安です。1個を丸ごと使い、重さに合わせるために切れ端を残しません。大きなものは食べる人数に合わせて取り分けてください。
トマトは赤く熟し、くし形が保てるものを選びます。しょうゆは大豆・小麦・食塩などから作られ、添加物を使用していないことを確認できるものを。油は米油、こしょうは単一の香辛料を使い、顆粒スープや市販の合わせ調味料は加えません。
栄養のひとこと
たんぱく質
卵に含まれます。筋肉や皮膚など、体をつくる材料になります。
リコピン
トマトに含まれます。酸化とは、ものが酸素などと反応して変わることです。リコピンには、実験で酸化に関わる反応を抑える性質が確認されています。油と一緒に食べると、体に取り込みやすくなります。
ビタミンC
トマトに含まれ、皮膚や血管などを支えるコラーゲンをつくるのに必要です。水に溶けやすく、加熱や水さらしで減ることがあります。
カリウム
トマトに含まれ、体の水分バランスや神経・筋肉の働きに関わるミネラルです。
β-カロテン
トマトに含まれる色素成分です。体内で必要に応じてビタミンAに変わり、目や皮膚・粘膜の健康に関わります。
調理のポイント
へらで底から大きく返すと、卵のかたまりを残せます。最初から細かく炒って水分を飛ばしすぎないようにしましょう。
果汁も味付けの一部です。形が少しやわらいだところで卵を戻し、汁を薄くまとわせます。
最後の火入れは省略しません。火が通ったらすぐ皿へ移し、余分な加熱で卵が硬くなるのを抑えます。
下準備
- トマトを流水で洗い、水気を拭く。ヘタを取り、6〜8等分の大きめのくし形に切る。
- 卵を清潔な器へ割り、黄身と白身が均一になるまで混ぜる。分量の塩から少々を加える。
- しょうゆ・残りの塩・こしょうと、加熱中の卵を一時的に置く清潔な皿を用意する。

作り方
- フライパンを中火〜強めの中火で温め、米油の半量を入れる。煙が出るほど熱しない。
- 溶き卵を一度に入れ、縁が固まり始めたらへらで底から2〜3回大きく返す。
- 7〜8割ほど固まったら清潔な皿へ取り出す。半熟のまま食べず、最後に戻して十分加熱する。

- 残りの米油とトマトを入れ、中火で1〜2分を目安に加熱する。
- 面を変える程度に返し、角が少し丸くなって汁が出始めたら次へ進む。つぶして水っぽくなるまで炒めない。

- 卵を戻し、しょうゆ・残りの塩・こしょうを加える。塩は少なめから味を整える。
- 全体を大きく返し、卵の中心まで十分に加熱する。中心温度75℃で1分以上を目安に、必要なら火を弱めて加熱を続ける。
- 生の溶き卵が残らず、トマトの汁が卵に薄くまとったらすぐに盛る。見た目だけで安全性を判断しない。

盛り付け
- 深さのある皿へ、果汁ごとすぐに移す。
- 赤いトマトと黄色い卵を見せ、盛った後は混ぜ直さない。

保存・安全
卵は最初に半熟で取り出しても、そのまま食べず、最後に中心まで十分に加熱してから盛り付けます。作ったら早めに食べてください。卵アレルギーと、しょうゆに含まれる大豆・小麦に注意し、原材料表示を確認してください。
主な食材を知る
トマトとは?|栄養・選び方・保存方法・おいしい食べ方を紹介更新日 参考にした資料
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2026年10月21日、素材の味を引き出す材料選びと調理手順へ再構成しました。実調理・試食による検証は未実施です。調理時間は目安とし、仕上がりを見て調整してください。
食品成分データベースは「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」の2026年3月27日正誤表を反映した現行データ(2026年6月9日更新)を確認しました。生野菜の取扱いは農林水産省の2025年10月21日更新版を確認しています。
文部科学省「食品成分データベース」を参考にしています。食品そのものの特徴を示すもので、今回の分量での摂取量や、加熱後に残る量を示すものではありません。
- 農林水産省|食中毒をおこす細菌・ウイルス・寄生虫図鑑(加熱の注意)
- 農林水産省|生野菜を安全でおいしく食べるために
- 文部科学省|食品成分データベース「赤色トマト・果実・生」
- 農林水産省「トマトまるごと まるわかり!」(リコピン)
- 文部科学省|食品成分データベース「卵」
- 文部科学省|食品成分データベース「植物油(なたね油の場合)」
- 文部科学省|食品成分データベース「しょうゆ(こいくち)」
- 文部科学省|食品成分データベース「塩」
- 厚生労働省eJIM|ビタミンC(調理による変化)
- 国立健康・栄養研究所|ビタミンについて(調理の影響)
- カゴメ|リコピンを食事に取り入れる方法
- カゴメ|リコピンの働き
- 厚生労働省|たんぱく質の働き

