なすとは?|栄養・選び方・保存方法・食べ方

元写真と同じ織り目のある敷物と青白の皿に置いたなす1本、左上にShin Kitchenロゴ

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なすは、火を入れるとやわらかくなり、油やだしを含んだ果肉を楽しめる野菜です。

青と白の皿に置いた、皮が濃い紫色のなす1本の提供写真
目次

なすの特徴と栄養

なすとは

なすはナス科の植物で、主に若い果実を食べます。果肉には細かなすき間があり、調理すると油や味を含みやすいのが特徴です。

露地栽培は夏から秋が中心ですが、ハウス栽培などを組み合わせて一年中出回ります。旬や食感は産地・種類で違います。

形や種類で、食感が違う

  • 長卵形:一般によく見かけるタイプ。焼く・炒める・煮るなど幅広い料理に。
  • 長なす:細長いタイプ。福岡の「博多なす」は産地の統一ブランドで、皮や果肉のやわらかさが特徴です。
  • 丸なす・米なす:丸いもの、大ぶりのものなどがあり、厚めに切る焼き物にも使われます。
  • 白・緑のなす:紫色以外の種類もあります。色だけで熟し具合や傷みを決めません。

主な栄養素と食品成分

次の栄養量は「なす・果実・生」の可食部100g当たりです。品種や調理によって変わり、油や調味料を加えた料理の値ではありません。

生のなす100gの水分は93.2gです。油を吸いやすいので、油の量は最初に量り、蒸す・煮る調理も取り入れると使い分けやすくなります。

選び方と食べ頃

皮の張りと、へたの状態を見る

  • その種類らしい色で、皮に張りがあり、しわや大きな傷が少ないもの。
  • へたやがくがしっかりし、切り口が乾きすぎていないもの。
  • かび、汁漏れ、強いぬめりなどがないもの。

とげのない品種もあるので、とげだけで鮮度を判断しません。とげのあるものには不用意に触れないようにします。

買ったら早めに使う

バナナのように追熟を待つ食材ではありません。使う量を考えて買い、皮と果肉のみずみずしさがあるうちに料理しましょう。

保存方法

丸ごとは、乾燥と冷やしすぎを防ぐ

表面の水気を拭いてペーパーで包み、ポリ袋に入れます。暑い時期や涼しい置き場所がないときは野菜室へ。冷気が直接当たる場所は避け、早めに使います。

なすは冷やしすぎると、皮や種の変色などの「低温障害」が起きることがあります。丸ごとは涼しい冷暗所でも保存できますが、高温の室内には置きません。商品の保存表示を優先してください。

切ったものは、切り口を包んで冷蔵する

使いかけは水気を拭き、切り口にラップを密着させて清潔な容器や袋へ入れ、冷蔵します。丸ごとの常温保存とは分けて考え、切った後は早めに使いましょう。

冷凍するなら、次の料理に合わせて小分けする

  • 洗ってへたを取り、使いやすい形に切る。
  • 変色が気になるときは短時間水にさらし、水気をよく拭く。
  • 1回分ずつラップで包み、冷凍用袋へ入れて空気を抜き、日付を書いて冷凍する。

生から冷凍したものは食感が変わるため、汁の多い煮込みなどへ。油で炒めてから煮込む場合は、先に電子レンジで解凍して水気を拭き、油はねを防ぎます。新鮮ななすは作りたい一品からレシピを選ぶこともできます。

食べ方と下準備

洗ってへたを除き、料理に合う厚さに切る

流水で洗い、へたとがくを切り落とします。皮も使えますが、かたい部分は料理に合わせて薄くむきます。

  • 半月切り:縦半分にし、平らな切り口を下にして端から切る。厚さ約1cmなら蒸し焼きや汁物に。
  • 乱切り:なすを回しながら斜めに切る。煮物などは一口大にそろえる。

アク抜きは、必要なときに短く

切った果肉は空気に触れると茶色く変わることがあります。すぐ加熱する料理では、必ず長く水にさらす必要はありません。色やえぐみが気になる場合だけ短時間さらし、水気を拭きます。

長く水につけると、水に溶けやすい成分も流れ出ます。油で焼くときは、油はねを防ぐため水気をしっかり取りましょう。

少量の油で焼く、蒸す、だしで煮る

焼けば香ばしく、蒸せばみずみずしく、だしで煮れば味を含んだやわらかさに。まず少ない調味料で、火の入れ方による違いを楽しめます。

なすのレシピ

香ばしさなら塩蒸し焼き、さっと小鉢を作るならしょうが蒸し、汁物ならみそ汁へ。どれも1人分から作れます。

食べるときの注意

よくある質問

必ず水にさらしてから使いますか?

必ずではありません。すぐ加熱する場合はそのまま使えます。変色やえぐみが気になるときは短時間さらし、加熱前に水気を拭きます。

皮が紫色でないなすは、未熟ですか?

白や緑色になる種類もあります。品種の色を確認し、皮の張りやへたの状態と合わせて選びましょう。

参考にした資料

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