いちごは、みずみずしさと甘酸っぱい香りをそのまま楽しめる食材です。
- 実の表面のつや・へた・パックの底を見て選ぶ
- 洗わずに冷蔵し、食べる直前に洗う
- まずそのまま味わい、好みの組み合わせへ広げる

- 分類:バラ科。農業上は果実的野菜、食生活では果物として親しまれる
- 旬:屋外の畑で育つものは地域により5〜6月ごろ。ハウス栽培は冬から春に広く出回る
- 味:甘味・酸味・みずみずしい香り
- 食べ方:そのまま・和える・ソースにする
- 注目成分:ビタミンC・食物繊維
いちごの特徴と栄養
いちごとは
いちごはバラ科の植物です。農業上は草になる「果実的野菜」に分類されますが、食生活では果物として親しまれています。
赤い部分は花床(花のつけ根)がふくらんだもの。表面のつぶつぶ一つひとつが小さな果実で、その中に種が入っています。
主な種類
- あまおう:福岡県で生産されるいちご。大きく丸みのある姿と、甘味・酸味のバランスが特徴です。
- とちおとめ:栃木県で育成された品種。甘味と酸味のバランスがよく、果肉は比較的しっかりしています。
同じ品種でも、育った環境や収穫時期によって味は変わります。品種名だけで甘さを決めつけず、食べ比べてみましょう。
主な栄養素と食品成分
含まれる成分は、品種や育った環境などによって変わります。ここでは食品成分データベースの「いちご・生」を確認し、代表的な成分を紹介します。
ビタミンC
いちごに含まれます。皮膚や血管などを支えるたんぱく質「コラーゲン」をつくるのに必要な成分です。生のまま食べられるので、加熱せずに取り入れられます。
食物繊維
食物繊維は、食べ物に含まれる、体の中で消化されにくい成分です。いちごにも含まれます。果汁だけにするより、果肉ごと味わう食べ方が向いています。 水溶性・不溶性の両方を含みます。
選び方と食べ頃
おいしいいちごの選び方
- 実の表面:つやがあり、その品種らしく色づいているもの。
- へた:緑色で、乾いてしおれていないもの。
- パックの底:つぶれ・汁漏れ・かびがないもの。
食べ頃の目安
白いいちごなど、赤くならない品種もあります。色だけで判断せず、品種の特徴と実の表面の状態を一緒に見ましょう。傷みやすいので、買ったら早めに食べます。
保存方法
冷蔵するとき
洗わず、へたを付けたまま、ペーパーを敷いた浅い容器へ。重ならないように並べ、乾燥を防ぐためふんわり覆って冷蔵します。買ったら早めに食べましょう。
冷凍するとき
水道の水を流しながらやさしく洗ってへたを取り、水気を十分に拭きます。重ならないように冷凍用袋へ入れて冷凍します。解凍するとやわらかくなるため、つぶしてソースなどに使う食べ方が向いています。
傷みの進み方は購入時の状態や冷蔵庫によって異なります。日数だけで食べられると判断せず、かびや腐りが見られるものは使わないでください。
食べ方と下準備
まずはいちごそのものを味わう
まずはそのまま一粒。大きい粒は、へた側から食べると先端の甘味を最後に楽しめます。
甘味、酸味、香り、果肉のかたさを確かめてから、合わせる食材や食べ方を選びましょう。
洗い方と下処理
- 洗う:食べる直前に、へたを付けたまま水道の水を流しながらやさしく洗う。
- 水気を取る:ペーパーでそっと拭く。
- へたを取る:水気を拭いてから取り、料理に合わせて切る。
へたを取ってから水に長く浸すと、水っぽくなりやすくなります。強くこすったり、押しつぶしたりしないようにしましょう。
相性のよい食材
- 無糖ヨーグルト:いちごの甘酸っぱさに、ヨーグルトのやわらかな酸味を合わせられます。
つぶしてソースにすると、果汁と香りを生かした食べ方も楽しめます。
いちごのレシピ
和え物やドリンク、トーストで、いちごの香りと甘酸っぱさを楽しみましょう。
食べるときの注意
食べる直前に水道の水を流しながら洗い、傷みがないか確認します。かびや腐りが見られるものは使わないでください。いちごでアレルギー症状が出る人は避けてください。
よくある質問
いちごは野菜ですか、果物ですか?
農業上は草になる「果実的野菜」に分類されますが、食生活では果物として親しまれています。
へたは洗う前に取りますか?
へたを付けたまま、食べる直前に水道の水を流しながらやさしく洗います。水気を拭いてからへたを取りましょう。
いちごが冬にも売られているのはなぜですか?
ハウス栽培のいちごが冬から春に広く出回るためです。屋外の畑で育ついちごの旬は、地域によりますが5〜6月ごろが目安です。夏や秋に収穫されるいちごもあります。
いちごは、みずみずしさと甘酸っぱい香りを楽しめる食材です。つやとへたを見て選び、洗わずに冷蔵し、食べる直前にやさしく洗います。まずそのまま味わい、ヨーグルトやソースへ広げてみましょう。
Shin Kitchenは、食材を知り、素材を味わい、その特徴を料理に生かす流れを大切にします。
参考にした資料
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食品成分は「いちご・生」を確認しました。含まれる成分の説明であり、品種や一粒ごとの量を示すものではありません。




